高山市中心部から車で約２０分の久々野町は、果樹栽培が盛んな町です。

当園は、標高７５０mの舟山高原で三代にわたって桃とりんごを栽培しています。
高冷地の寒暖差を生かし、四季の豊かな自然ではぐくまれた季節の恵みをお届けできるよう日々栽培に励んでいます。

　中野果樹園は家族経営で、収穫から出荷までを少人数で行っています。
　手作業が多いですが、我々の目の届く範囲内で手をかけ、良い品質のものを美味しい時期にお届けしたい…という気持ちで大切に育てています。
　毎年のことながら日々変化する厳しい気象の中で、「当たり前の日常のむずかしさ」を自然から教えられます。

冬：厳寒な氷点下の中で「樹」の状況を見ながらの剪定作業。
春から初夏にかけて：マメコバチとミツバチのちからを借りながら受粉作業をしていきます。その後、実を結んだ桃の赤ちゃん（幼果）を繰り返し間引きながら、一玉ひと玉手作業で袋をつけていきます。同時進行でりんごの幼果を間引いていきます。
夏：桃の出荷２週間まえに一玉ずつ袋をはすしていきます。桃に光があたるよう反射シートを敷きつめます。りんごの栽培管理も同時進行しています。
秋：りんごの収穫前には、赤く色づかせるためにリンゴ周りの最小限の葉を摘みとる「葉摘み作業」をします。そして、ようやく収穫を迎えます。

採れたての桃を旬な時期に食していただきたい。
みのりの秋には、もぎたてのりんごをお届けしたい。

気象状況により、ご注文いただいてから発送までのお時間をいただく場合もございますが、心を込めて育てた当園の桃やりんごをご賞味いただけたら幸いです。
収穫シーズン中は農園内の直売所でも販売しております。